副業における注意点をまとめました!
近年、副業を行っている人は、思った以上に多く見られます。それは介護職でも同様です。扶養範囲内の勤務をしている人や、正職員でも夜間の時間を収入に変えたいと思っている方など、背景はさまざまです。
しかし、あくまでも本業である介護事業所での仕事がメインです。副業がメインとなってしまうのは本末転倒だといえます。注意点を確認することで、本業を大切にしながら、副収入が得られます。
一番は、休息をしっかり取ることです。介護職は力仕事もありますし、コミュニケーション重視の職業です。体が疲れたままなら仕事に対するパフォーマンスも落ちますし、副業がきっかけで職員同士のトラブルに発展する可能性も見られます。また1日8時間、週40時間の基準から外れれば、副業先や本業の職場に迷惑をかける可能性も否めません。自分の体力を考慮した勤務時間を検討してください。
できれば、同僚には副業の事実を伝えないほうが良いでしょう。信頼できる相手でも、もし副業が禁止されている事業所内での出来事であれば、内部通告されるおそれもあります。もちろん、職場内での自分の立場も悪くなってしまうので、副業を行う場合は誰にも話さないほうが良いでしょう。
また、確定申告が必要になるほど副業による収入があった場合は、確定申告は必ず行います。その上で住民税の納付は個別に行うことを選択してください。勤務先の事業所が住民税の特別徴収を行っている場合、副業の収入も含めて事業所へ通知されてしまいます。副業が禁止されている事業所で働いている場合は思わぬところで副業が知られてしまうので注意しましょう。